浅間神社の神様「木花開耶姫命コノハナサクヤヒメノミコト」の神話

「木花開耶姫命」(コノハナサクヤヒメノミコト)の「木花」とは桜の花のことで、その名前の通りに大変に美人な神様です。
そのため、天照大神の孫である瓊瓊杵尊(ニニギノミコト)に見初められ、結婚しました。
このことが、縁結びの神様として信仰されている由縁です。

そして一夜にして身ごもり、夫である瓊瓊杵尊(ニニギノミコト)に、天つ神の子として出産するための準備を求めました。
しかし、瓊瓊杵尊は一夜での妊娠を不審に思い、国つ神の子ではないかと、木花開耶姫命を疑います。

恥じ恨んだ木花開耶姫命は、「本当に天つ神の子であれば無事に生まれるだろう」と言い、出口のない産屋に籠り、火を放ち、燃え盛る産屋の中で、三柱の神を生んだのです。
そして、この時生まれた神の子孫が、現在の天皇陛下へと繋がっていくのです。

この、火中でもひとりたくましく三つ子を出産したという神話から、木花開耶姫命は安産、子宝の神としてお祀りされるようになったのです。

当社では、神前結婚式をはじめとする縁結びに関する御祈願(良縁祈願)や、お子様に関する御祈願(子宝祈願・安産祈願・命名・初宮詣・七五三詣)を承っております。
お気軽にお参りください。

詳しい御祈願に関しては こちらをご覧ください。